財産目録の書き方は?

財産分与の際に話し合いをできるだけ効率的に進めるため、用意しておいたほうが良いものがいくつか存在しますが、夫婦間の財産がまとめてどれくらいあるのかが一目でわかる「財産目録」は中でも必要なる機会が多い書類です。
財産目録というと何だか格式ばった硬い書面を想像してしまう人もいると思いますが、要は「夫婦の所有している財産がどれくらいあるのか」ということを一覧でみることができる財産リストのようなものをイメージするとわかりやすいと思います。

この財産目録ですが、正式な書き方などのルールは特になく、ポイントとしては誰がみても夫婦間にどんな財産がどれだけあるかがわかりやすく書かれてあればよいといわれています。
大雑把に説明すると、紙面を半々に枠で囲い、一方がプラスの財産でもう一方がマイナスの財産を記せば大方は完成です。

プラスの財産というものは、そのままの意味で金銭的価値のある現金や預貯金、不動産などで、マイナスの財産というものはローンやキャッシングなどの借金のことです。
各項目にそれぞれの金額や金融機関情報や、数量や大きさなどを記しておけばさらに財産目録としてわかりやすい書面となると思います。

難しく考えすぎず、まずはひとつずつリストアップすることからはじめてみましょう。

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