もしも財産分与で揉めてしまったら・・・

離婚をするときには、できるだけ穏やかにそれぞれの元を去りたいというものが、多くの夫婦の思いではないでしょうか。
時には憎み、罵り、嫌悪し・・・と様々な感情を抱いてしまうのが、離婚時によくある状況ですが、そういった関係性を引きずってしまい、あらゆる話し合いが潤滑に進まないということが多々起こってしまいがちです。

ましてや、財産分与といったお金の話となれば余計に感情が介入してきますから、頭で思っていることと、気持ちに左右される言動というものは必ずしも一致しないということも珍しいことではないことと思います。
では、離婚時に財産分与の話し合いで揉めてしまった場合、どのような方法をとるのが一番良い解決方法なのでしょうか?

ひとつは、時間をあけるという方法が有効です。
財産分与請求に関しては離婚後2年間はすることができますので、もしも離婚時に頭に血が上っていたり、感情が不安定になっていたりするのであれば、いったん時間を開け、冷静になってからまた話し合いをすると良いでしょう。

もうひとつは、家庭裁判所に話し合いを持ち込み調停で解決してもらうという方法です。
財産分与は夫婦間の問題ですが、2人の力関係や立ち位置によって、お互いが納得できる結論を出せるとは限りらないということもあり、法的な方法をとるケースも決して少なくありません。
財産分与の一般的な分け方こちらも参考にご覧ください。

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